横浜日記

スマホが使えなくなった時のこと、考えていますか?

公衆電話が西神奈川の麻生道路におもむろにありました。
しかも昔からの見慣れた電話BOXではなく、もっと場所をとらないコンパクトな形でありました。

ひとり1台の勢いで携帯やスマホが普及して、公衆電話なんて死語に近いものがあるのかと思っていましたが、実情はそうではないようなんです。

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実はこの公衆電話には、公共性をかんがみたユニバーサルサービス制度があります。電気通信事業法施行規則として、「社会生活上の安全及び戸外での最低限の通信手段を確保する観点から市街地においてはおおむね500メートル四方に一台、それ以外の地域においてはおおむね1キロメートル四方に一台の基準により設置」という法令が設けてあるため、たとえ赤字になったとしても、今のところ完全に消えることはありません。

そして、近年の震災などを契機に、公衆電話の少なさに不安を訴える声が高まり、見直しの動きも。

そもそも電話線から電源を取っているアナログの固定電話は災害時に強いというメリットがあり、停電時であっても電話線さえ切れていなければ使用可能です。IP電話のようには通話制限を受けない優先電話でもあり、災害時には非常に重要な連絡ツールになるのです。それを受けてNTT東日本では、東京23区の約1200あるセブンイレブン全店舗に非常用の特設公衆電話の設置を進めています。災害時に近くのセブンイレブンで無料電話を使用できるということは、覚えておきたいところ。

そのほかにも、NTTでは公衆電話の設置場所情報を公開しています。もしもの時のために、一度自宅や職場近くの公衆電話がどこにあるのか、確認しておくことも大切です。

(参考:http://10mtv.jp/pc/column/article.php?column_article_id=650

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なるほど、すべてなくなってしまうようではなさそうです。

ただ、おとなになってから携帯電話を持つようになった私たち世代、外から家に電話をかける時はあたり前に(というかこれしか方法がなかったのですが)公衆電話を使っていた世代の私たちとは違って、平成っ子たちはこの使い方、ちゃんと知ってるでしょうか?そういえば学校の職員室の前にも10円を入れるタイプの電話、設置されていたのを覚えています。

家の電話すらほとんど使わない今のご時世、ポツポツと番号を押すこの電話でかけられるでしょうか?

そもそも、友達の家、親せきの家、親の職場、あらゆる電話番号を普通にいくつも覚えていた昭和世代の私たちですが、今携帯やスマホが使えなくなったら、例え目の前に公衆電話があったとしても電話番号を覚えていないためにかけられないのではないでしょうか。

 

かけたい相手の番号、すらすら出てきますか?

 

やっぱり最終的にはアナログが強いのかもしれません。大事な人の連絡先は、紙などに控えて持ち歩くことをお勧めします。

携帯・スマホが使えなくなってしまったら、電話がかけられません。「じゃあ職場を、学校を、相手の出かけた場所を検索してとりあえずつないでもらおう。」なんてこともスマホがなければできないんです。これって想像すると怖いですよね。

だから昔は約束する時にはずいぶん前から「待ち合わせ場所(ざっくりじゃなくてかなり細かく)」「時間」「どういう手段で行くか」などをちゃんと段取りしてたんですよね。

今のように「とりあえず横浜駅ねー、7時くらいに行くわー。大丈夫大丈夫、少しくらいならゲームして待ってるし。横浜着いたら連絡ちょーだいねー。」なんていうものすごく曖昧な約束では全然大丈夫じゃなかったんです。

ちょっと遅れたり、待ち合わせ場所が行ってみたらよくわからなかったりした時にはもう汗がだらり。まず公衆電話を探します。10円玉がなかったらここでまた汗がだらり。テレカの登場は画期的でした。で、友人宅の電話番号を書き留めたものがなければもうその時点でアウトでした。

あればラッキーで、待ち合わせした友人の家に電話し、お父さんとかお母さんとかに「すみません、もし○○さんから電話があったら、少し遅れそうなんで伝えてもらえませんか?」なんて、かかってくる保証のない実家の方にお願いしておいたりしていた時代です。駅にも黒板とかありましたしね。そんな時代だったので、待ち合わせたのに会えなかったとか、どちらかが直前で体調不良になったり急用ができたりするとそれを知る術がなかったので待ちぼうけすることもちょいちょいありました。サザエさんの世界です。

 

また、お子様に携帯電話を持たせる前に、「ここに登録してあるから大丈夫だよ」じゃなくて「万が一充電が切れたら?」「忘れて出かけたら?」「紛失したら?」といったことも想定して、1つでいいから1番大事な人の電話番号を暗記させることも強くお勧めします。

 

以前うちの子が外出する時に「もし困ったことがあったら近くに地区センターがあるから、そこの公衆電話を使って電話をかけてきなさい。」と言って10円玉をいくつか持たせておいたことがあります。無事何事もなかったようで電話もなく、私も用事を終えてその地区センターで合流しました。

そしてふと公衆電話を見ると…

「ウソでしょーーーー!!!」

なんと平成30年のこの時代にダイヤル式の電話が設置されていました!!!

これ、想定外だったのでかなりの衝撃を受けました。

公衆電話のかけ方はレクチャーしてありましたが、まさか今時番号の○の中に指を入れて回すタイプの電話が鎮座しているとは夢にも思わなかったんです。聞けば幸いうちの子は「なんとなく回せばいいんだな」とは思っていたみたいなのですが、でもいざという時に「しっかりとこれ以上先にはもう回せないよというところまでダイヤルを回したか」とか、細かな使い方まではわからなかったかもしれないなと思いました。

携帯・スマホは本当に便利です。今では電車の定期代わりに使ったり、お財布携帯としての機能も充実していたり、音楽も聴けたり…一極集中、頼りすぎている気がします。なくなった時や使えなくなった時の代替案を持たずに利用している人が多いんじゃないかと思います。

そんな今こそ、ちょっとアナログ、ちょっと不便、ちょっと面倒くさい、ちょっと手間、ちょっとカッコ悪いことへの再チャレンジ・見直しなんかをしてみると、新しいライフスタイルやものの見え方考え方に出会えるかもしれません。

 

<2018年2月2日>

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